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「3月のライオン」のあかりおねいちゃんは幸せなのだろうか

って、今日、イオンの火曜市、たまごタイムセールの行列に並んでいるときにふとそう思った。
羽海野チカ「3月のライオン」は素晴らしく面白い漫画だ。
棋士の情熱や苦悩、下町の温かさ、家族の温かさ、おいしそうな料理、かわいい姉妹。

主人公・零の、将棋の世界から離れた日常に潤いを与えてくれる、川本3姉妹の長女・あかりさん。
あかりさんは、幸せなのだろうか。
3月のライオン 3 (ジェッツコミックス)
左があかりさん、右が一番下の妹、モモ。

あかりさんは、推定20台前半、グラマー美人、料理もとてもうまい。
とうにいない両親(父は蒸発、母は病気で他界)のかわりに、歳の離れた妹二人の面倒をみている。
上の妹は高校に入ったばかり。下の妹はまだ幼稚園だ。
あかりさんの毎日は、家事と育児。時々、叔母の銀座の店のホステスとして働き、祖父の和菓子屋を手伝う。
家族のための毎日。まるでお母さん。
そう、まるでお母さん。
結婚もしていないのに、お母さん。

川本家の台所事情は、あまり芳しくないようで、
あかりさんはいつも食費のことを心配している。
といってもあまり悲惨な描写はなくて、甘味処であんみつなんかを食べてしまい、
ああっ、この○○円で鶏肉○キロ買えたのに!
などと言って後悔したりするくらいだけれど。

基本的には、幸せに暮らしているように見える。
家族(妹たちと、祖父)と、つましく、平和に、暮らしている。

だけど、もし自分があかりさんだったら、と考える。
病気の母の看病、幼い妹の育児、家事に明け暮れた学生時代。
よその子どものお父さんになってしまった父。
母が亡くなってからも、妹の世話、家事。
妹(当時中学生)の学校から呼び出され、妹の同級生の親と渡り合わなければならない現実。
毎日食費のことを考え、妹を幼稚園に迎えに行き、特売で買った食材でご飯を作る。
自分のための買い物とか、しているんだろうか?
気を利かせた叔母が、ホステスとしてきれいな格好をさせたりしているけれど、
それも仕事だし…

…ふと、あんな菩薩のようなあかりさんでも、
きっと、何もかも投げ出して逃げたくなる瞬間があるんじゃなかろうかとそんな気がした。
若い身空でしかも美人であんな…子育て真っ最中の主婦みたいな働き…
泣けてくる。
「お母さん」ではないのに、「お母さん」みたいにふるまわなければならないのって、
想像以上にきついんじゃないかなあ。

私は「苦労する長女」を見ると、すごく勝手に応援したくなる。
大家族の長女なんか、もう親、って言っても過言じゃないレベルの苦労をしている。
私がいつも見ているテレ東の大家族。
あの家族は見ていて本当にゲンナリすることが多めだけれど
私はあそこの家の長女にはマジで幸せになってほしいと、放送があるたびにそう思っている。
どうやら、素敵な男性と結婚できたようだ。
よかった。ほんとうに。(私は大家族ものを本気で見ている…)

などと漫画のキャラクターのことを勝手に妄想したり、渡瀬家長女のことを考えているうちに、
タイムセールのたまごは無事に買うことができました。

3月のライオンを読み返さずにこの記事を書いたので…間違ってたら駄目だからこれから読み返す

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33歳主婦、
夫と娘がひとりずつ。

本を読んだりアニメを見たり呪ったり。


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