09

10

コメント

忌み小屋

忌み小屋、ご存知ですか。
昔、月経中の女性や、出産をする女性が隔離されていた小屋だそうです。
血を流す期間、女性は、夫、家族と離れ、同じ境遇の女性たちと暮らすのです。

私はこの話を、いつ聞いたのか覚えていないけど、
忌み小屋の存在は
血は穢れているから、隔離されるのだとか、そういった理由だった。
私は「穢れているなんて失礼な!」とは思わなくて、
ただ、フーン、そんなのがあったんだ、と思った。
それから成長して、私は結構な頻度でこう思い始めた。
「忌み小屋に入りたい…」。

忌み小屋って、合理的だと思う。
しんどい生理中に、隔離されるなんて、願ったり叶ったりなんじゃ…
夫に気を遣わず、また遣われることもなく、
同じ生理の周期の女の人と
「しんどいね」「しんどいわー」とか言って過ごす…
フリ~ダム!!

岩井志麻子の「きちがい日和」(すげー題名だ)という小説がある。
昔の漁村が舞台で、忌み小屋が出てくる。
そして、主人公のヤヨは、毎月忌み小屋に行くのを楽しみにしているのだ!!
生理が始まった女たちは、村の物知りで面倒見のいい婆さんの家に集められ、
そこでだらだらおしゃべりをしながら破れた網を縫ったりする。
いいじゃん…

しかし今はそんな小屋、無え!!
終了!

「きちがい日和」は、「魔羅節」という本におさめられています。
岩井志麻子、いいよ!
明治・貧困・農村・漁村・乞食・女郎・エロ・もいっちょ貧困!!
魔羅節 (新潮文庫)

ほのぼの育児日記から遠ざかる…
と思ったけど最初からほのぼのなんてしていなかった

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まるたに

忌み小屋!知ってます!
知った当時、なんて画期的なシステムだろうと納得でした
きっかけは氷室冴子さんの小説だったような気がします
あの期間に俗世から離れて生活できるとか幸せですよね
行けると思えば直前のイライラ期もなんのそのです

岩井志麻子さんの本、目にする度につい手に取ってしまいます
彼女自身もテレビに映ったりしたら目が離せない
短編が上手いですよね

09

10

20:11

とり子

まるたにさま、コメントありがとうございます。

忌み小屋ご存知ですか!
「忌み小屋」というネーミングのドロドロ感といい、
イメージはあまりよくない気がするのですが
いいシステムですよね。
喜んで忌み小屋にぶち込まれたいです。
中でイライラしてる女性がいたとしても、
あら、あの人イライラするタイプなのね、そっとしておいてあげましょ、
ってなるし、
しんどかったらしんどかったであくせく働かなくてもいいし…

岩井志麻子の小説のなかでは、
「家族と一緒に食事をとることが出来ない」程度のゆるい感じのものでした。
って他にどんな感じのものがあるのかは知らないのですが…
大学の時、民俗学の授業で少し習ったような気がするのですが
忘れてしまいました。
もっとまじめにきいときゃよかった…ばかばかっ!

岩井志麻子は気になりますよね。
本人も面白くてあけすけで、確かに目が離せません。
氷室冴子さんの小説も気になったので
調べてみたら、(氷室冴子 忌み小屋 で検索かけただけですが)
「金の海 銀の大地」という小説がでてきました。
それですかね?

09

10

23:46

まるたに

「金の海 銀の大地」!!それですそれ!
何故だが中学の図書室に置いてあって貪るように読んでました
ヒロインが初潮を迎えて忌み小屋に行くという話があったんです
山奥で高床式の小屋で床は藤製とかそんな設定だった…とおぼろげな記憶があります

友人がナプキンの歴史を卒論のテーマにしたので協力した時に色々調べたので懐かしいです
確か穢れ精神が廃れた江戸時代以降は利用するのは2、3日だけで
残りは和紙を折って馬のような形にして挟んで生活してたらしいです
だから生理のことを「お馬」と呼んでた、という豆知識が身に付きました(笑)

09

11

08:06

とり子

まるたにさま、私のコメント返しに返信…ありがとうございます!

ご友人の卒論のテーマ、面白すぎです!
興味津々です!
私はこれから生理を迎える度にひとりで「馬!」と思うことでしょう…
生理は嫌いなくせに、
そういった歴史を知るのは大好きです。

そして、氷室冴子さんの「金の海 銀の大地」も是非読みたいと思います。
古代日本!調べれば調べるほど、面白そう!
しかし11巻もある&未完とは…
図書館に行ったら探してみます。

09

11

13:55

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Author:とり子
33歳主婦、
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本を読んだりアニメを見たり呪ったり。


私の・私による・私のためだけの・読書日記もつけています。
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