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コメント

釈尊

手塚治虫はすごいなあ。
漫画の面白さだけでなく、歴史や哲学、医学の事まで教えてくれた。
本当に神様?

本当にたくさんの作品があるけど、
その中でもわたしの一番のお気に入りは
『ブッダ』です。
これは、わたしが仏教好きであることを差し引いても
ダントツ。

子供のころから読んでいたけど
最近涙もろくなった私が読み返すと、涙の吹き出し具合が本当にすごい。
前が見えない、読めない。涙で。

たくさんのかわいそうな人たちが出てくる。
昔のインドは身分差別が厳しくて
で奴隷だけが苦しんでいるのかって言ったらそうでもなくて
貴族は貴族で苦しんでいる。
私はルリ王子がお気に入り。

王族のルリ王子は、自分の母親が奴隷出身であることを知る。
母親であろうがなんであろうが、奴隷は奴隷、
王子は母親を奴隷小屋にぶち込む。
でもそれは、家臣の手前、示しをつけるためで
本当は母と離れたくなかった。
母親は、奴隷小屋で流行した流行病で死んで埋められてしまう。

そして誰もいなくなったのを確認したルリ王子は埋められた母親を掘り起し
泣きつき、ひたすら謝るのだった。
こうして思い出すだけでもやべー
ルリ王子はブッダに会って教えを乞うた後も、ずっと苦しみ続ける。

他にも、預言者に「息子に殺されて死ぬ」と言われた王様、
その息子など。
苦しむ人たちがたくさん。
ブッダの弟子だって苦しみ続ける。

生きることはつらいことの連続で、苦しくて、それでも生きていかなければならなくて
またそれが苦しいんだなあ。

仏教の教えは一切皆苦、
生まれた来たことそのものが苦で、自分にはどうしようもできないことだらけ。
老いること、病気になること、死ぬこと、愛する人と別れること。
自分の体が思い通りにならないのも、そうだったかも。
私やん。
私は悟りは開けていないので、苦しい苦しい言いながら生きていくのでしょう…

仏教の教えを調べると、ピカーッとわかることがあるんだけど
それは本当にかすかな閃きで、
次の瞬間にはわからなくなっているし
人にも説明できないんでそれはわかっていないことと一緒やわ。
ウザいのでもうやめます。

手塚治虫『ブッダ』は仏教云々というより
ブッダの生涯を元にした一大エンターテイメントになっているので読みやすい。
娘に漫画の英才教育を施す場合はこれを教材にしよう。

クリックしてみてね。ブラフマン!

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Author:とり子
33歳主婦、
夫と娘がひとりずつ。

本を読んだりアニメを見たり呪ったり。


私の・私による・私のためだけの・読書日記もつけています。
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