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ディストピア

こないだ幼稚園の保護者会みたいなのがあって、保護者は子供のクラスに集まり、担任の先生の話を聞いた。といってもそんなに堅苦しいものではなく、担任の先生からの1年の流れ、総括を聞くだけのものだった。要の話が終わったとき、担任の先生が子供らの描いた絵を、一枚一枚紹介してくれた。テーマは「お母さんの料理のなかで一番すきなもの」だった。
そこには、自分(子供)とお母さん、そして色々な食べ物が描かれていた。
皆(お母さん方ですね)、うちの子はなに描いたんやろってどきどきしたり、わくわくしていた。皆幸せなんだなって思った。お母さんと自分、そしてラーメンやチャーハン、たまごやき、うどん、おなべ…そんななじみぶかい料理の絵がずらずらと紹介された。
そして、私はひっそりと、「お母さんがいる前提」で描かれた絵をみて、やっぱりこの幼稚園は「なにかと揃ってる」人たちが来ているんだ。と思ったのだった。お母さんがいない子なんてうちの幼稚園にはいませんよ的強制力…いや、ちがうな、お母さんがごはん作ってて当たり前ですやん的強制力かな、を感じた。(片親の家庭は保育園の方が適しているだろうし)実際のところはどうかわからないけど、でも、そう見えた。
そして子供の絵や、お母さんたちの服装や持ち物から、皆似たような生活水準が、みえた。みんな、きちんとしてる。そんな生活水準だ。
幼稚園てどこもこんなのなのかな?私立だからだろうか?

私は高校時代を思い出した。
小学校、中学校は公立で、強制的に決められた校区の学校へ通った。そこは人種のるつぼ、という感じだった。
(具体的な事例は省きます)
高校に入ると、それがなくなった。るつぼではなくなった。
小、中と違い、自分の意思で決めた高校。そこはがんばってがんばってがんばりまくって入った進学校だった。私は感じた。「治安がいい」。
生徒はみんな一様に真面目で、ブ厚い参考書を買わされしかもそれ授業では使わないから自分で勉強しろよポイ、この英語の小説読んどけポイ、百人一首全部覚えとけポイ、定期テストに出すからわかってんだろうな授業受けてりゃいいってんじゃねえぞおまえらと1年の一学期に脅されそして公立大学に入るために怒濤の授業を受け、そして部活も盛んに行われていた。日曜に実施されるというクソだるい模試にも、文句を言いつつ真面目に取り組んでいた(当時、まだ完全週休二日制にはなっていなかったんだ、半ドンとはいえ土曜も学校へ行ってた、休みなかったんだよ!?それで模試の結果、○○高の方が平均良かったぞお前らがんばらんかいとか先生にどやされてさあなんなんだよ)。派手な子はいたが、グレてる生徒なんていなかった。一様に「いい子」だった気がする。
その、高校にいるときと同じ一様さを、私はお世話になっている幼稚園で感じた。「治安がいい」。(いや、大阪的にはそんな治安良い市ではないのだけど)

悪い人がいない。規律を乱さず我を通さず身なりを整え子供のために時間を割き他人のプライバシーに足を踏み入れず適度な距離を保ち、目が合えばどうも、と微笑み合い、我が子の描いた絵に笑う、善良な人たちが集まっていた。
ように見えた。これってすごいよな…としみじみ思うのだった。

さあて、ここにどんな落とし穴があるんだい?
一見平和に見えるディストピア的恐怖があるような気がしてひとり、幼稚園で手足をつめたくしていた。


なんの話ですかね。
高校への不満も途中で出てきてなんなんすかね。
そんな環境もむなしく、私は、センター試験で国語100点以下だったていうのを今思い出した。(200点満点中…青ざめたが、友達も同じくらいでニヤニヤした)
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本を読んだりアニメを見たり呪ったり。


私の・私による・私のためだけの・読書日記もつけています。
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